【サボリーノ】おはようサンカット UVスプレーの安全性とリスク【成分解説】
サボリーノ(saborino)の「おはようサンカット UVスプレー」に含まれている成分の解説と使用上の気をつけることを化学的に補足しています。時短、ズボラでもお肌にダメージがあっては意味がないので、賢く、お手軽に、楽にケアするコンセプトから逸脱しないよう、うまく使いこなしてください。
サボリーノ|おはようサンカットUVスプレーの成分一覧
以下、成分一覧とそれぞれの成分の気になる点をまとめたものです。
コンセプトがコンセプトなので、無粋なことは言いません。アレルギーや肌荒れリスクだけは気をつけてね。
アリー
エタノール、DME、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、シクロペンタシロキサン、シクロヘキサシロキサン、アロエベラ葉エキス、セイヨウハッカ葉エキス、ティーツリー葉油、ハチミツ、ヒアルロン酸Na、ヒマワリ種子油、水溶性コラーゲン、BG、タルク、ヒドロキシプロピルセルロース、メントール、水、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、香料、紫201
肌刺激の要因となるもの
特に肌刺激の要因になりうるのは
- エタノール
- DME(ジメチルエーテル)
- メントール
ですが、このうちDME(ジメチルエーテル)は沸点が-24℃なため、常温になれば一瞬で気化してしまい、若干使用した場所が気化熱などの関係で涼しく感じるかもしれません。スプレー噴霧剤としてDMEが含まれていると考えると良いでしょう。
くれぐれもエタノールもジメチルエーテルも目や口の中には入れないようにしてください。
特に心配ない成分
以下の含有成分は
- アロエベラ葉エキス
- セイヨウハッカ葉エキス(ペパーミント)
- ティーツリー葉油
- ハチミツ
そのエキスの原料に対してアレルギーがなければ使用しても問題ありません。寝起きの朝のお肌に使用するものなので、人によってはアレルギーが強く出てしまう可能性があります。
危なそうな名前の成分
以下の化学物質は
- メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(日焼け止め成分)
- シクロペンタシロキサン(シリコンオイル)
- シクロヘキサシロキサン(シリコンオイル)
- ヒドロキシプロピルセルロース(HPC|乳化剤)
- ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル(日焼け止め成分)
といった目的で配合されており、日焼け止め、紫外線吸収、シリコンオイル、被膜形成、乳化剤として含まれています。基本的には害はないですが、湿布や塗り薬と合わせると光毒性をもつ場合があり、日光に当たって赤くただれる可能性があります。
注意事項
基本的に安全ではありますが、お肌に合わない場合には、寝ている間や、気づかない間にお肌がどんどん荒れて取り返しがつかなくなるような事態になる可能性もゼロではありません。初めて使用する時は、寝る前ではなく、朝、夕方などに使用してみてお肌に長時間影響がないことを確認してから、その後のケアに使用してください。
サボリーノ|おはようサンカットUVスプレー(税込1,100円)