【サボリーノ】夜高保湿マスク:オトナプラス(緑|肌荒れを防ぐ)夜用チャージフルマスクの安全性とリスク【成分解説】
夜高保湿マスク:オトナプラス(緑)に含まれている成分の解説と使用上の気をつけることを化学的に補足しています。アルコールはないですが、代用品のアルコールとして一部刺激性があるフェノキシエタノールは入っています。人によってはお肌がピリピリして肌荒れの間接的要因になるケースもあるので、注意して使用しましょう。
夜高保湿マスク:オトナプラス(緑)の成分一覧
以下、成分一覧とそれぞれの成分の気になる点をまとめたものです。
水、グリセリン、イソペンチルジオール、ジグリセリン、PPG-14ポリグリセリル-2エーテル、アスコルビルグルコシド、カミツレ花エキス、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、ツボクサ葉/茎エキス、トコフェロール、ヒアルロン酸Na、ブドウ果実エキス、プラセンタエキス、ベタイン、ポリクオタニウム-61、リン酸アスコルビルMg、ローヤルゼリーエキス、酢酸トコフェロール、水溶性コラーゲン、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル-10、(スチレン/アクリレーツ)コポリマー、BG、DPG、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、PEG-100水添ヒマシ油、PEG-60水添ヒマシ油、キサンタンガム、クエン酸、クエン酸Na、コレステロール、ジヒドロコレス-20、トリエチルヘキサノイン、リンゴ酸、リンゴ酸ジイソステアリル、水添レシチン、フェノキシエタノール、エチルパラベン、メチルパラベン
大人のエイジングケア用品として販売されているものですが、肌荒れを防ぐためには体の内側から、肌の真皮側、血管の末梢から心がける必要があります。
CICAエキスというのはツボクサエキス(セリ科)のことで、化粧品業界での流行の一つとして注目されているかのように宣伝されているだけで、化粧品に含まれている程度の用途では、特別すごい効果はありません。それ以前に、効果があると謳うのは犯罪で、医薬品ほどの作用はありません。
韓国コスメや海外コスメの売り込みのために、インフルエンサーなどに使わせて人気があるかのように見せ、CICAエキスをラベルとして記載して注目を浴びる、程度のものです。ツボクサのエキスを本気で活用したい場合は中医学の漢方処方をしてもらいましょう。
肌刺激の要因となるもの
- アスコルビルグルコシド(ビタミンC誘導体|ごくまれに)
- トコフェロール(ビタミンE|ごくまれに)
- クエン酸
- フェノキシエタノール
- エチルパラベン(抗菌・防腐)
- メチルパラベン(抗菌・防腐)
化粧品に含まれている量であれば、上記の成分は肌刺激をほとんど起こしませんが、洗い流す化粧品に限って、かつ、長時間使用しない場合に限った話です。生理中、既に肌荒れがある、異常なほどに疲弊している場合には肌荒れを起こす間接的要因になる場合があります。
ただし、サボリーノに入っている成分量や顔パックマスクの目的から、その影響はほとんどないと考えられますので、顔パック・マスクをつけたまま寝てしまうということがなければ特に心配はいりません。
特に心配ない成分
- グリセリン
- ジグリセリン
- カミツレ花エキス
- セイヨウシロヤナギ樹皮エキス
- ツボクサ葉/茎エキス
- ベタイン(サトウダイコン抽出物)
- ブドウ果実エキス
- プラセンタエキス
- ローヤルゼリーエキス
上記成分は、その成分にアレルギーがなければ特に心配はいりません。ただし、これらの成分が肌の角質層などに対してものすごく効果があるというわけでもありません。
危なそうな名前の成分
- イソペンチルジオール(保湿)
- PPG-14ポリグリセリル-2エーテル(乳化剤)
- ポリクオタニウム-61(保湿・スタイリング剤)
- (エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル-10(乳化剤)
- (スチレン/アクリレーツ)コポリマー(皮膜形成)
- PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン(水溶性保湿油脂)
- ジヒドロコレス-20(界面活性剤)
- 水添レシチン(乳化剤)
見た目では危険そうな化学物質もありますが、多くは複数の成分を均一に混ぜるためのもの、被膜形成させるためのものであって、お肌への刺激はほとんど心配いりません。肌にはほぼ無害な成分で、天然エキスのほうがアレルギーリスクがあると言えます。
サボリーノ|オトナプラス 夜用チャージフルマスク CC 21(税込1,760円)