【サボリーノ】おやすミストの安全性とリスク【成分解説】
サボリーノ(saborino)の「おやすミスト」に含まれている成分の解説と使用上の気をつけることを化学的に補足しています。時短、ズボラでもお肌にダメージがあっては意味がないので、賢く、お手軽に、楽にケアするコンセプトから逸脱しないよう、うまく使いこなしてください。
サボリーノ|おやすミストの成分一覧
以下、成分一覧とそれぞれの成分の気になる点をまとめたものです。
コンセプトがコンセプトなので、無粋なことは言いません。アレルギーや肌荒れリスクだけは気をつけてね。
アリー
水、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、BG、グリセリン、ジグリセリン、オレンジ果実エキス、カミツレ花エキス、セイヨウハッカ葉エキス、トコフェロール、ハチミツ、ヒアルロン酸Na、ポリクオタニウム-51、ラベンダー花エキス、リン酸アスコルビルMg、加水分解コラーゲン、酢酸トコフェロール、PEG-40水添ヒマシ油、PPG-6デシルテトラデセス-30、クエン酸、クエン酸Na、ヒドロキシエチルセルロース、メントール、リンゴ酸、窒素、PG、フェノキシエタノール、メチルパラベン、香料
こちらの化粧品は名前の通り、眠る前のスキンケアがめんどい時に、だいたいのケアを一緒にやってしまえるように成分も色々ごっちゃに入っています。
肌刺激の要因となるもの
お肌の刺激になり得る成分は
- オレンジ果実エキス
- クエン酸
- メントール
- フェノキシエタノール
- メチルパラベン
で、例えば冷湿布とこれらの成分が重なったり、これらの成分と湿布を合わせて使用してしまった後に朝日を強く浴びてしまったりすると、その部分が赤く肌荒れを起こす可能性があります。
特に心配ない成分
以下にまとめた成分は
- カミツレ花エキス(ジャーマンカモミール)
- セイヨウハッカ葉エキス(ペパーミント)
- トコフェロール(ビタミンE)
- ハチミツ
名前こそ天然っぽいもので、それほど心配はないですが、原料にアレルギーや苦手がある場合は使用を避けたほうが良いです。
危なそうな名前の成分
以下にまとめた如何にも化学物質…な成分は
- PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン(ただの油脂)
- ポリクオタニウム-51(皮膜成分)
- PPG-6デシルテトラデセス-30(溶化安定剤)
単なる油脂、被膜形成目的、安定剤などで直接肌に害をなすようなものではありません。
総合的に見るとエタノール(C2H5OH)は入っていないため、お酒のパッチテストに引っかかった人でも使用は可能で、含まれている成分において心配なのは
- フェノキシエタノール
- メチルパラベン
あたりです。寝る前につけて、そのままにするケースが多いと思われますので、これらの成分も特に心配はないでしょう。こういった環境毒性や生態毒性に不安のある成分を使用した後にお魚と一緒に泳いだり、熱帯魚の世話をすることは相当稀でしょうから、心配いりません。
注意事項
基本的に安全ではありますが、お肌に合わない場合には、寝ている間や、気づかない間にお肌がどんどん荒れて取り返しがつかなくなるような事態になる可能性もゼロではありません。初めて使用する時は、寝る前ではなく、朝、夕方などに使用してみてお肌に長時間影響がないことを確認してから、その後のケアに使用してください。
サボリーノ|おやすミスト(税込1,430円)