NATURE REPUBLICのアロエベラ保湿ジェルの安全性とリスク【成分解析】スムージング&モイスチャー
NATURE REPUBLICのアロエベラ保湿ジェルは、ドン・キホーテ、メガドンキなど全国で購入可能で、比較的評判は良いですが、成分と使用感から、人によっては逆に肌荒れやアレルギーの原因を引き起こす可能性があるため、まずは試しに使ってみて合うかどうか検討してください。
アロエベラ保湿ジェルの類似品について
似たようなデザインのアロエベラ保湿ジェルが多数存在しています。他社製品でも使用上のリスクはそれほどないですが「ネイチャーリパブリック|NATURE REPUBLIC」のものを使用したいのであれば、裏面、表ラベルをしっかり見てから購入しましょう。
含有成分一覧
アロエベラ葉エキス、エタノール、ポリアクリル酸グリセリル、DPG、BG、グリセリン、PG、1,2ーヘキサンジオール、ポリグルタミン酸、ベタイン、ヒアルロン酸Na、トウキンセンカ花エキス、ミドリハッカエキス、メリッサエキス、カルボマー、PEGー60水添ヒマシ油、TEA、フェノキシエタノール、水、香料、EDTAー2Na
NATURE REPUBLIC、アロエベラ保湿ジェルに含まれている成分は上記のとおりです。容量は300ml、価格は約1,000円です。
天然由来エキス系成分
エキス系の成分はこれら4つで
- アロエベラ葉エキス(アロエの葉)
- トウキンセンカ花エキス(キク科植物マリーゴールドのようなもの)
- ミドリハッカエキス(Mentha viridis=スペアミントのこと)
- メリッサエキス(レモンバームのこと)
- ベタイン(ビート(砂糖大根)の成分)
消炎・鎮痛系の作用が期待されるエキスで、これらエキスだけでは、肌荒れやアレルギーの要因にはなりにくいです。
※原料そのものにアレルギーがある場合には使用を控えてください。
聞き慣れない物質
世間一般ではあまり知られていないものとして
- ポリアクリル酸グリセリル
- DPG(ジプロピレングリコール)
- BG(ブチレングリコール)
- グリセリン
- PG(プロピレングリコール)
- 1,2ーヘキサンジオール
などが含まれています。これらの成分のうち、PG(プロピレングリコール)には「眼刺激性」があるため、アロエベラ保湿ジェルは絶対に目に入れてはいけないジェルです。
刺激性の元になり得る物質
耐性がある、または、肌が強い方には全く問題ないですが
- エタノール
- フェノキシエタノール
- TEA(トリエタノールアミン)
は、肌荒れの要因になり得る物質です。どれも刺激性があり、お酒が苦手でお肌でのパッチテストでも赤くなる方は使用しない方が良いでしょう。フェノキシエタノールはエタノールなどの代わりに添加されるものですが、両方含まれているため刺激が強いです。
これである必然性はない
本気で保湿を考えているのであれば、1,000円の安い保湿ジェルでは役不足です。安い分、安く抑えるための刺激性のある物質が含まれていますので肌が強い方でも肌を弱くしながら使ってしまっている可能性があります。
エタノールなどはカビ抑制などに必要なものですが、刺激のもとにもなります。より刺激性の低いものを使用しましょう。
生理中、出産前後、肌の力や体力が落ちているときには肌荒れを起こす可能性があります。