麗泊のハトムギ・ボディーローションの安全性・効果評価＆使用感レポート

2020年1月4日

PV：1,733

ドンキホーテで格安価格で売っていた（500円くらい？）ハトムギボディローションの成分解析と安全性評価、使用感レポートをまとめました。香りが個人的にとても好みで、強すぎず、弱すぎず、ボディローションとしては無難に、安心して使用できそうです。価格の割に量も多いので全身に思いっきり使えるのも魅力です。

特段問題はないですが、美容効果も特に無いローションで、日常使いにおすすめ。

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アリー

1. ハトムギボディローション安全性評価
- 1.1. 1.アレルギーに注意
- 1.2. 2.安全だが美容効果はない
2. 含有成分まとめ
- 2.1. ミネラルオイルはそこまで危険はない
3. 使用感レポート
4. 麗白ハトムギボディローション詳細

ハトムギボディローション安全性評価

1.アレルギーに注意

イネ科アレルギーの方は使用しないでください。また、ブタクサ、春・秋のアレルギーに強く反応する方はアレルギーが出る可能性があります。ハトムギはイネ科の植物ですので、即座にアレルギー反応が出なくとも、肌荒れ、肌ストレスにつながる可能性があります。

ハトムギはイネ科です。ブタクサアレルギーがある方は注意して。

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アリー

2.安全だが美容効果はない

期待できるのは保湿だけです。ハトムギでなくても保湿してくれます。肌にとって冬場の乾燥は確かにきつい上に、表皮菌などのとってあまり良い環境とは言えません。予防としての保湿ローションとして、アレルギーがない方は使用できますが、美容効果まで期待はできません。

栄養バランスのとれた食事と水分摂取を心がけて、適度に乾燥しやすい部位にのみハトムギボディローションを使用しましょう。透き通ったような素肌になる気がするのは、油脂系の成分によるコーティングによりハリやツヤが出たように錯覚するだけです。

グリセリンやミネラルオイル系の油脂系の成分で透き通った気になるだけです。

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アリー

含有成分まとめ

水、グリセリン、ミネラルオイル、BG、スクワラン、ベタイン、ジメチコン、ハトムギ種子エキス、ヒアルロン酸Na、カルボマー、ステアレス-6、EDTA-4Na、水酸化Na、フェノキシエタノール、安息香酸Na、メチルパラベン、香料

出典：Wikipedia

聞き慣れないベタイン（トリメチルグリシンとも）は、お砂糖も作れる「甜菜」由来の成分で、正電荷と負電荷を同じ分子内に持つちょっと変わったアミノ酸です。主に保湿目的で含まれていますが、体内に入るのはあまりよくないため、傷口に塗るのはやめましょう。

ベタインは、血液中に入ってしまうとあまり良くない浮腫を引き起こす事例があるので、少量でも傷口には入れないようにしましょう。

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アリー

ミネラルオイルはそこまで危険はない

石油を精製して得られる、炭素数C₁₅-C₃₀の常温で液体の炭化水素の混合物(∗1)です。
粘度によって軽質流動パラフィンと重質流動パラフィンに大別され、分子量はそれぞれ260-280または475-500の範囲です（文献2:1997）。
常温では非揮発性および非水溶性であり、通常の使用条件では酸化されず、経時変色もない、化学的・生物学的に安定した物質です（文献2:1997）。
一般的にミネラルオイルは工業分野では鉱油と呼ばれますが、工業分野で使用される鉱油はほとんど精製されておらず、一方で化粧品分野や医薬品分野で使用されるミネラルオイルは高純度に精製されており、皮膚に塗布しても問題ない「化粧品グレード」以上のものが使用されます。
出典：化粧品成分オンライン　ミネラルオイルとは

ミネラルオイル（流動パラフェンとも）は、純度の低いものは黒皮症の原因になります（引用リンク）が、近年は精製技術も上がっているためそこまで気にすることはありません。流動パラフェンをきれいにいい直した表現のものです。

肌の構造上、表面は水っぽく、内側の真皮は油脂系の組織で守られています。水と油の関係で、皮膚の表皮の上に薄くコーティングされるくらいで、真皮にまで浸透していくほどの心配はいりません。

過剰に危険視している方もいますが、ベビーオイルやワセリンにも使用されており、毒とも薬ともなるものを、薬となる一歩手前の化粧品として使える程度に使っているだけです。

パラフェン、ミネラルオイル、鉱物油（化粧品向け）はそんなに気にしなくて大丈夫です。古代のおしろいじゃあるまいし、そこまで過剰にならずとも大丈夫です。嫌な方は使用しないこと。天然成分の方はアレルギー系の心配があるのでどちらもリスクがありますよ。

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アリー

イネ科アレルギーの方が怖いです。