IHADA(イハダ)薬用UVスクリーン日焼け止め用乳液は割と安心【資生堂】
ドラッグストアで1500円程度のお手頃価格で販売されている紫外線吸収剤無添加、赤ちゃんでも使える薬用日焼け止めの安全性と日焼け止め効果の使用感を検証、レポートしました。肌荒れを防ぐ成分も含まれていますが、各自効果・アレルギーについては実際に使用してみての実感を信じたほうが良いでしょう。2層タイプなのでよく振ってから使用すること。
IHADA薬用UVスクリーンの安全性評価
お肌に非常に合う、刺激も少なく、赤ちゃんの肌にも使えるとしてユーザー評価も高い「IHADA(イハダ)薬用UVスクリーン日焼け止め用乳液」はSPF50+、PA+++のウォータープルーフで一年中ドラッグストアで手に入る万能品です。
顔・からだ用となっていますが、個人的には顔用としてよりはからだ用として使った方が良いと感じました。毎朝化粧水、乳液、もう一つ別の乳液・保湿液、お化粧とやっていると結局ファンデーションなどに含まれている日焼け止め成分と重ね塗りしていることになるので、あまりよろしくありません。
洗い流すのが面倒になったり、重ね塗りによる肌刺激の方が不安です。塗り過ぎも良くないので、からだ用としてデコルテや腕に使うのが無難でしょう。
- パラベン無添加
- 防腐剤無添加
- アルコール無添加
- 無香料
- 無着色
と価格の割に非常に肌に優しくなるよう考えられている日焼け止め乳液です。
含有成分・一覧
グリチルリチン酸ジカリウム、常水、ワセリン、デカメチルテトラシロキサン、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、濃グリセリン、ジプロピレングリコール、ポリアクリル酸アルキル、セバシン酸ジイソプロピル、PEG-9 ポリジメチルシロキシエチル ジメチコン、ビスブチルジメチコンポリグリセリル-3、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル)、水酸化アルミニウム、含水ケイ酸、無水ケイ酸、ステアリン酸、低粘度メチルハイドロジェンポリシロキサン、ジメチルステアリルアンモニウムヘクトライト、クエン酸、クエン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、フェノキシエタノール、酸化チタン、低温焼成酸化亜鉛
これらの成分を見てみると
- グリチルリチン酸ジカリウム=消炎作用
- ワセリン=乾燥予防
- デカメチルテトラシロキサン=皮膜形成
- メチルポリシロキサン=皮膜形成
- メチルフェニルポリシロキサン=皮膜・光沢付与
- ジプロピレングリコール=溶媒
- ポリアクリル酸アルキル=皮膜形成
- セバシン酸ジイソプロピル=皮膜形成保護
と言った所で、以下のものは乳化剤(水と油脂成分が混ざりやすくなるのを助ける成分)として含まれており特段害はありません。
- PEG-9 ポリジメチルシロキシエチル ジメチコン
- ビスブチルジメチコンポリグリセリル-3
- ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体
- N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル)
これらの成分以降の水酸化アルミニウムやケイ酸、低粘度メチルハイドロジェンポリシロキサンなどは極微量しか含まれておらず、表面処理やいわゆる簡易的なトーンアップなどを目的として含まれています。
問題が起こるとしたら
フェノキシエタノールは、エタノールよりはアレルギー反応や肌荒れ反応の割合が少ない成分で、アルコールの代用品として含まれているものです。もし問題が起こるとしたらこのフェノキシエタノールによるものか、酸化亜鉛や酸化チタンなどが他の化粧品と重ね塗りされて起こる光毒性などと考えられます。
ただし、極微量しか含まれていないのでほとんどは影響なく使用できるでしょう。敏感肌の私自身問題なく使用できましたので、おそらく頼りにして大丈夫な日焼け止め乳液です。
湿布を貼った場所には塗らないで
IHADAの商品に問題があるわけではなく、基本的にすべての日焼け止めにおいて、湿布や湿布系の薬を使用したお肌に日焼け止めは使わないようにして下さい。使用した部位のみ真っ赤になる可能性が高いです。
また寝る前にはしっかり洗い流して下さい。日焼け止めをつけたまま寝ることがないよう、各自しっかり工夫しましょう。